相談支援事業所 きらり様向け (Yさん)
受け入れ前の事前希望)
保護者:人に対して気を使いすぎる。本人の夢の為、普通高校に入れたい。パニックに なると過呼吸になる。回りくどい言い方でも理解できるようになって欲しい。真面目すぎて宿題など終わっていないと夜中までやってパニックになるので緩和してほしい。人からどう思われてるか気にするためその部分の緩和。
(受け入れ前の学校聞き取り)
担任:言葉での指示が苦手。宿題など必ずしないといけないと追い込まれてしまう。行動がとてもゆっくりしている。内容が理解できてないとオロオロしてしまう。
(サポートでの取り組み)
☆勉強する意思はあっても分からない問題がある事により、夜中まで時間がかかり、しないといけないという強迫観念からパニックになる。
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支援者と一緒に勉強の計画を立て、見通しが持てるように支援。支援者がつくなどして分からない問題を解説するなど、安心して学習に取り組める環境をつくる。
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強迫観念はなくなり、精神的に余裕が持てるようになった。学業成績も向上した。
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(継続支援 6ヶ月利用時点)
☆集団遊びなど利用者同士の輪になかなか入らず、一人で過ごす事が多い
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好きそうな遊びを取り入れ楽しめる環境を作る
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自ら「バトミントンをしたい」の一言が出たあたりから、集団遊びに参加できるようになりいろいろな遊びに積極的に参加できるようになった。
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(集団的コミニケーション能力の向上の為、継続支援 利用6ヶ月時点)
☆家庭環境の複雑化により心の揺れが見られる
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支援者が親身になって話を聞き、フォローする。
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支援者の信頼関係により、落ち着いた状態を取り戻す。
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(その都度、継続支援 利用6ヶ月現在)
☆親御さんの冗談を真に受けてしまい、冗談を冗談と理解が出来ず強迫観念に襲われる
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冗談など言葉の裏側にある意味を理解できるように経験を積ませる
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(その都度、慎重にケースを与える 利用6ヶ月現在)