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相談支援事業所 ぎんなん様向け R君

(受け入れ前の事前希望)

保護者:学年が上がる事で今までのように友達と遊びたくても遊ぶ事が出来なくなってきていて、下校後、家で何をしてるのかが気がかりで不安がある。今後は放課後デイを利用し他の人達との交流を取りながら日々の生活の中でコミュニケーション能力を高めてほしい。

(受け入れ前の学校聞き取り)

担任:落ち着いて着席できるように。指先が不器用なため改善。シャツの1番上のボタンが自分で閉めれるように。テンションが高いことがあるので自分でコントロールできるように。国語が苦手

    (サポートでの取り組み)

☆学校への迎えに行った時や公園まで行く時など、支援者の注意を無視し走って行く等、落ち着きがない。

走る事が危ないということをわかりやすく伝え、注意をすることにより自分で考える訓練を行う

指導員との信頼関係や同年代のお友達が増えたことによりサポートに通う事が楽しくなり、本人が休みの日に自分から「休みだけどサポートに行きたい」と言った時から支援者の指示が通るようになる。同時に落ち着きが見られるようになる。

(ケースによって何度も同じ事を注意することが多少あるので、継続支援。利用6ヶ月時点)

☆人との接し方や距離感が分からず、話す時にすごく近くで話をしたり、膝の上に乗ったり、他のお友達が使ってるものを勝手に取るなど、関わり方が分かっていない。

人との適切な距離を実際にしてその都度教える。物を借りるときは「貸して」と自分で言えるように支援する。

物を借りる時に自分で「貸して」と言えるようになる等、他にもして欲しくない時やして欲しくない時に「しないで」と言えるようになった。人との距離も実際に教えてた事により、分かるようになったが、テンションが高い時は人に近い時がたまに見られる。

(だいぶ距離感は分かってきているが、お友達で好きなお友達がいると距離感が近いことが多々あるので引き続き継続支援 利用6ヶ月時点)

☆学習時に集中力がなく故意に鉛筆の芯を折ったり、鉛筆を投げたり、キョロキョロする姿が見られる

宿題をやりたくないという思いから鉛筆の芯を折ったり投げたりの行動があると仮定。よって、宿題の必要性をわかりやすく解説。集中力をつけるため集中して取り組む部分を短くし、部分部分を集中させて繰り返す。

宿題にかかる時間が大幅に短縮され、集中力が付き始めている。鉛筆の芯を折ったり投げたりの問題行動はなくなった。

(引き続き集中力の持続時間を延ばす療育を継続支援 利用6ヶ月時点)

☆自分の苦手な遊びには最初から入ろうとしない。

挑戦することの大切さや楽しさを支援者の話により意識付けさせ、実際に支援者と遊びルールなど細かい所も説明する。その上で、成功体験を積ませる。

自ら挑戦しようという姿が見られ、苦手な遊びでもお友達と関わりが出来てきている。最後まで苦手な遊びを出来るとこまでは行ってないが、挑戦する時間が少しずつ伸びてきている。

(引き続き苦手遊びの時は支援者が促し、楽しみを見つけられるように継続支援 利用6ヶ月時点)

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